13 代
語順と品詞

ミリ語の品詞。

ミリ語の品詞は8つとされている。
○名詞
  代名詞
   疑問名詞
   関係代名詞
○形容詞
  前置形容詞(冠詞)(zi)(冠詞は前置形容詞として扱われる。)
○動詞
○副詞
   疑問副詞
   関係副詞
○オエモ

○前置詞
○接続詞
○間投詞
ここで、一つ一つの品詞について詳しくみてみよう。
○名詞
人や場所や物事や出来事などの名称を表す語。
ミリ語の考えでは名詞は「人や人以外の生物、人工的な無生物のもの、自然的な無生物のもの」に分類される。
何それって感じだけど、まぁ適当に流して置くと後からどういう意味か理解できます。
○形容詞
名詞を修飾する語。
○動詞
動作や状態を表す語。
ミリ語の固有語の単語は、ほとんど動詞から派生している。
なので、単語を効率的に覚えるには、動詞とその派生語を覚えるのがいいと思われる。
○副詞
動詞や文全体を修飾する語。終副詞のように文末を整えたりするものもある。
○オエモ

副詞としてとらえられることもある。オエモはオエモを含む文でオエモより後ろの語すべて(の動詞と項)を修飾する。そこが副詞と区別されるところ。
○前置詞
隣接する名詞句と結びつき、動詞との関係や名詞の時間的・空間的な位置関係を表したり、また原因・理由などを表し文中で副詞的な役割を果たす句を作る語。
まぁ、とりあえずそんなかんじ。
○接続詞
文と文、節と節、句と句、語と語など文の構成要素同士の関係を示す役割を担う品詞。
ただし、語と語の関係を示すの語の一部を前置詞としてとらえる考え方の方がミリ語では一般的。これがミリ語的感覚。
○間投詞
感動、応答、呼び掛けを表し、活用がなく、単独で文になり得る語。
まぁ、あああああああああとかそういう語。(ある種の嘘)

ミリ語の語順。

ミリ語の語順
文頭副詞+一般副詞+機能副詞+動詞+(起格項+主格項+対格項+与格項+その他前置詞項)+終副詞.
という形が基本フォーム。
よくいわれる格の配置だとVSOとなる。(厳密にいうと違うけど。)

連続動詞の解釈。

動詞が連続して並んだときどう解釈しますか。ということ。

huimolina nwlike cautolie.
さて、動詞が3つ並んでいます。
huimolinaは「私は聞いた」
nwlike 「彼は行く」
cautolie 「彼は会う」
で、ミリ語では、動詞が連続したとき、日本語に訳すとき動詞を逆に右から解釈していってください。(慣れると左からでも解釈できます。)
すると、この文は「彼は会いに行くと私は聞いた。」となります。

しかし、例外があります。動詞の名詞形を取った場合どうなるか。
soimolom voolom lajalina.
〜omで終わる動詞は名詞形と呼ばれます。
このように名詞形1+名詞形2+……+名詞形n+動詞。という構成の文は

「名詞形1して、名詞形2して、……、名詞形nして、動詞する。」という訳になります。
soimolom 食べるの名詞形

voolom 寝るの名詞形

lajalina 「私は起きる、目覚める」
なので、「私は食べて寝て起きた。」と訳せます。