17 代
ミリ語基礎

文の成分

例えばこんなミリ語の文があります。
asotolo ni ma telo nom milimam mi tajka yo muka tai.

この文のすべての単語を抜き出すとこんな感じ。
asotolo昨日
ni
ma〜は(主格の格助詞)
telo
nom〜と一緒に、〜と(随伴格の格助詞)
milimamミリ語
mi〜の(連体修飾の格助詞)
tajka
yo〜を(対格の格助詞)
muka買った(動詞「買う」完了形)
tai〜した(過去を表すオエモ助詞)

そして、助詞さんたちを前の単語とくっつけてやると。
asotolo昨日
ni ma私は
telo nom兄と
milimam miミリ語の
tajka yo本を
muka tai買った

ここで抜き出したような文の要素を「文の成分」と言います。
muka tai「買った」のように、文の中で動作・状態・性質を表す語を「&bold(){述語}」、
ni ma「私は」のように、述語が表す動作や状態の主体となす成分を「&bold(){主語}」、
tajka yo「本を」のように、述語の意味を補う働きを持つ成分を「&bold(){補語}」、
asotolo「昨日」、telo nom「兄と」、のように述語に対して付加的な情報を与える成分を「&bold(){状況語}」、
milimam mi「ミリ語の」のように述語以外の項を修飾する成分を「&bold(){修飾語}」と言います。
また、文の始めに呼びかけや、文全体を修飾する語が来ることがあります。そのような語は「&bold(){独立語}」と言います。

ここのネーミングは日本語文法と大体同じです。この文法用語は、このページだけで使うので、他のミリ語解説で目的語とか出てきて何それ言われても困りま。

述語が主役

英語では、「主語+述語」が文の基本になります。しかし、ミリ語では、主語はおまけで、述語が文の主役となります。
I bought a book.
のように、英語では「主語+述語」は欠かせないもの、かつ、順番の変えられないものであることがほとんどです。
しかし、
ni ma tajka yo muka tai.「私は本を買った。」
tajka yo ni ma muka tai. 「本を私は買った。」
のように、述語が最後に来ていれば、主語や補語の順番なんてあんま関係ない。

ただし、先に来た文の成分の方が強調されます。
日本語と同じですね。

主語は省略可能


そりゃ述語が主役なのでまぁ、主語は飾りです。
tajka yo muka tai.「本を買った。」
これも日本と同じ。

文の種類

動詞文(述語が動詞)
形容詞文(述語が形容詞)
名詞文(述語が名詞+断定)
この3つしかないので、それぞれ個別に見て行けばいいかと多分。