ミリ語基礎
文の成分
例えばこんなミリ語の文があります。 asotolo ni ma telo nom milimam mi tajka yo muka tai.
この文のすべての単語を抜き出すとこんな感じ。
asotolo | 昨日 | |
ni | 私 | |
ma | 〜は(主格の格助詞) | |
telo | 兄 | |
nom | 〜と一緒に、〜と(随伴格の格助詞) | |
milimam | ミリ語 | |
mi | 〜の(連体修飾の格助詞) | |
tajka | 本 | |
yo | 〜を(対格の格助詞) | |
muka | 買った(動詞「買う」完了形) | |
tai | 〜した(過去を表すオエモ助詞) |
そして、助詞さんたちを前の単語とくっつけてやると。
asotolo | 昨日 | |
ni ma | 私は | |
telo nom | 兄と | |
milimam mi | ミリ語の | |
tajka yo | 本を | |
muka tai | 買った | |
ここで抜き出したような文の要素を「文の成分」と言います。
muka tai「買った」のように、文の中で動作・状態・性質を表す語を「&bold(){述語}」、
ni ma「私は」のように、述語が表す動作や状態の主体となす成分を「&bold(){主語}」、
tajka yo「本を」のように、述語の意味を補う働きを持つ成分を「&bold(){補語}」、
asotolo「昨日」、telo nom「兄と」、のように述語に対して付加的な情報を与える成分を「&bold(){状況語}」、
milimam mi「ミリ語の」のように述語以外の項を修飾する成分を「&bold(){修飾語}」と言います。
また、文の始めに呼びかけや、文全体を修飾する語が来ることがあります。そのような語は「&bold(){独立語}」と言います。
ここのネーミングは日本語文法と大体同じです。この文法用語は、このページだけで使うので、他のミリ語解説で目的語とか出てきて何それ言われても困りま。
述語が主役
英語では、「主語+述語」が文の基本になります。しかし、ミリ語では、主語はおまけで、述語が文の主役となります。I bought a book.
のように、英語では「主語+述語」は欠かせないもの、かつ、順番の変えられないものであることがほとんどです。
しかし、
ni ma tajka yo muka tai.「私は本を買った。」
tajka yo ni ma muka tai. 「本を私は買った。」
のように、述語が最後に来ていれば、主語や補語の順番なんてあんま関係ない。
ただし、先に来た文の成分の方が強調されます。
日本語と同じですね。
主語は省略可能
そりゃ述語が主役なのでまぁ、主語は飾りです。
tajka yo muka tai.「本を買った。」
これも日本と同じ。
文の種類
動詞文(述語が動詞)形容詞文(述語が形容詞)
名詞文(述語が名詞+断定)
この3つしかないので、それぞれ個別に見て行けばいいかと多分。