動詞
動詞の語根語根には母音調和が働いている。
光母音 | i | e | w |
海母音 | u | o | |
中立母音 | a |
語根の音節数がnのとき、
語根の母音を前からV1,V2,…,Vn
としたとき、
V1はからなず、i,u,aのどれかである。
また、語頭の子音は無声音有声音の対立のある音(ex.s,z)なら、無声音しかあらわれない。
V1が海母音(=u)のとき、V2〜Vx(xは任意)までが海母音で、V(x+1)〜Vnまでが光母音。中立母音はどこにでも入れる。
V1が光母音(=i)のとき、その語根には海母音は現れない。中立母音は現れる。
V1が中立母音(=a)のとき、その次に現れるのが海母音なら海母音ルール、光母音なら光母音ルールが適用される。
V1が海母音の語根を海語根、V1が光母音の語根を光語根という。中立母音ならどちらのルールが適用されるかで、中立海語根、中立光語根ね。
動詞語根の活用
語根の原形は活用して、、名詞形に活用する。
光語根
原形 | 名詞 | 連続 |
i | e | ai |
原形 | 名詞 | 連続 |
u | o | au |
原形 | 名詞 | 連続 |
a | u | ua |
hulel yo holel「髪を梳く」(梳く:hulel)
o dal yo tul 「本を読め」(読む:tal)
kuso 「お祈り」(祈る:kaso)
連続形は連用中止法みたいなもん
sauim tipao.「食って寝た。」
naue saum naluham.「行って見て帰った。」
動詞の活用
接頭辞+時制+人称+相+動詞の性質+語幹
接頭辞→機能動詞の項を参照
loa名詞形 | yas名詞形 |
loa | yas |
loe名詞形は状態を表す動詞には使えません。
時制
過去 |
t/(ti:光、to:海) |
主格人称
1人称 | 2人称 | 無表示・3人称 |
aj | us | ? |
完了 | 未了 | 未然 |
na | ? | (ki:光 ko:海) |
希望 | 可能 | oem名詞形 |
(kio:光 kuo:海) | (aki:光 fo:海) | (oem:光 oum:海) |
形容詞化
i |
自動詞と他動詞の対応
機能動詞
napuo pa zien.「ジェンは寝た。」
napuo he ni pa zien.「私はジェンを寝かせた。」
ajnasuim yo beaj.「私はご飯を食べた。」
tim ajhahe ma amil.「私はアミルを知らない。」←動作じゃなくて、状態の目的語は所格とかになるようなのも多い。
pao 睡眠
oempuo 寝ること
tajoempuo 私が寝たこと