14 代
動詞
動詞の語根

語根には母音調和が働いている。
光母音iew
海母音uo
中立母音a
iは原形光母音、uは原形海母音、ともいう。
語根の音節数がnのとき、
語根の母音を前からV1,V2,…,Vn
としたとき、
V1はからなず、i,u,aのどれかである。
また、語頭の子音は無声音有声音の対立のある音(ex.s,z)なら、無声音しかあらわれない。
V1が海母音(=u)のとき、V2〜Vx(xは任意)までが海母音で、V(x+1)〜Vnまでが光母音。中立母音はどこにでも入れる。
V1が光母音(=i)のとき、その語根には海母音は現れない。中立母音は現れる。
V1が中立母音(=a)のとき、その次に現れるのが海母音なら海母音ルール、光母音なら光母音ルールが適用される。
V1が海母音の語根を海語根、V1が光母音の語根を光語根という。中立母音ならどちらのルールが適用されるかで、中立海語根、中立光語根ね。

動詞語根の活用

語根の原形は活用して、、名詞形に活用する。
光語根

原形名詞連続
ieai
海語根 w統合
原形名詞連続
uoau
中立語根

原形名詞連続
auua
また、命令法副詞o,zam,lauがきたとき、語頭の子音が無声音有声音の対立のある音(ex.s,z)なら無声音だったのが有声音になる。
hulel yo holel「髪を梳く」(梳く:hulel)
o dal yo tul 「本を読め」(読む:tal)
kuso 「お祈り」(祈る:kaso)
連続形は連用中止法みたいなもん
sauim tipao.「食って寝た。」
naue saum naluham.「行って見て帰った。」

動詞の活用

接頭辞+時制+人称+相+動詞の性質+語幹

接頭辞→機能動詞の項を参照

loa名詞形yas名詞形
loayas
oem名詞形は副詞となって、「〜して」という意味になることもある。oemubegea,「思い切って、」
loe名詞形は状態を表す動詞には使えません。
時制

過去
t/(ti:光、to:海)
(1,2人称のときはt、3人称・無表示のときはti。)
主格人称

1人称2人称無表示・3人称
ajus?


完了未了未然
na?(ki:光 ko:海)
動詞の性質
希望可能oem名詞形
(kio:光 kuo:海)(aki:光 fo:海)(oem:光 oum:海)
(動詞語根)
形容詞化
i

自動詞と他動詞の対応
機能動詞

napuo pa zien.「ジェンは寝た。」
napuo he ni pa zien.「私はジェンを寝かせた。」
ajnasuim yo beaj.「私はご飯を食べた。」
tim ajhahe ma amil.「私はアミルを知らない。」←動作じゃなくて、状態の目的語は所格とかになるようなのも多い。
pao 睡眠
oempuo 寝ること

tajoempuo 私が寝たこと