12 代
-起格

動作の起点=動作主 te(不意的) he(意思的) 動作主の起点ではない。
起格は、主格の動作・状態の変化を意思的に推進、起こさせたりしたり(意志起格)、不意に起こってしまったり、起こさせたりする(不意起格)ものを表す。起格は主格にとって使役主だと思えば大体あってる。また、動詞によっては起格が動作・状態の変化を起こしたり、与格と同じように使われることもある。
-主格

動作の使役主 al 省略されやすい
英語などの印欧語の主格は主語になるが、ミリ語の主格は必ず主語になるとは限らない。
-対格

動作の変化主 yo
-与格

動作の着点=変化主or状態  i(不意的) ki(意思的) 動作主の着点になりうる。
he kiは人間、動物しか使われない。植物もムリではない つまりは生物

その文の焦点の項(大体主格)の意志で与格に動作・状態の変化が及ぶんだったら意志与格、別に意志とかないけど及んじゃったら不意与格とか使い分けなくてもなんとなく通じそうな気がするんだが
-具格

動作において、使役主が変化主をある状態にするために使ったもの ban
-奪格

動作において主格項の起点。hois
動作において起格項の起点。pioj
-位格

動作が行われた場所 ima
-話題格

paのみである。「〜は」のように話題を提示したり、pa〜se〜でpaにseという情報を付加したりする。
-区別格

yeのみである。
pa zi mo se fija, ye az se mi amil.
「それは僕の、あれはアミルの。」
-情報格

情報格→se,ise(疑問),si(同格)
情報を説明したり、同格を取ったりする。
起格、主格、対格、与格は翻訳が難しい。
訳すときは、誰がその文を言っているのかを考えるとわかりやすい。
誰が言ってるわけでもないような文なら、起格(無表示なら主格)を焦点にすると訳しやすい。