話題格と情報格
話題格と情報格はよくわかんない。1.非動詞文の場合
非動詞文では、動詞に修飾する前置詞、al,yoとか動作所格は使えない。
ミリ語の非動詞文はだいたい話題格と情報格の文がほとんど。
a. pa ni se helte,,
「私はヘルテだ。」
paで"私"と言う話題を提示し、seで"ヘルテ"という情報を与える。
ちなみに情報格疑問にすると
b. pa ni ise helte?
「私はヘルテか?」
と記憶喪失になります。文末あがるよ。
2.動詞文の場合
動詞文ではal,yo,動作所格がつかえるのだ。
c. fosotien al helte yo tipel,,
「ヘルテは鉛筆をなくした。」
ここで、話題格をつかう。
d. fosotien pa helte yo tipel,,
e. fosotien al helte pa tipel,,
話題格が話題として提示され強調されます。
f. pa helte fosotien yo tipel,,
g. pa tipel fosotien al helte,,
pa項が先行してしまうこともあります
情報格は動詞文では
h. ikkalieot se ikaun al helte ki haaue keja,,
「ヘルテは彼の羊にエサを与えた。」
さて、se ikaunはikkalieotに「何を与えたか→エサを与えた」という情報を付加しています。
seの情報格で動詞を修飾するときは必ずse格は動詞の直後にきます。alとかyoとかより後ろに来ると、意味が変わるので。
i. homilie al helte yo mepes hoyo se mepes cyai,,
「ヘルテは美しい町であるホヨ市に住んでいる。」
項の後ろにくると、直前の項を修飾する同格情報格になります。
でも、seの同格情報格は今ではあまり使われず、代わりにsiが使われることがほとんどになっています。
siは、情報格としての意味あいが薄れ、siの前のものも後ろのものも同じイコールの関係で結ぶ同格になってます。
miriau si aksuvau
aksuvau si miriau
どっちも「人工言語であるミリ語」「人工言語ミリ語」という意味になります。「ミリ語である人工言語」とは言いません。
j. homilie al helte yo mepes hoyo si mepes cyai,,
「ヘルテは美しい町ホヨに住んでいる。」