8 代
tisとhoiの違い
tisとhoiの違い
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○なんで二つも「〜から」の意味の語があるねん
tisは元々1〜3代ミリ語で「〜から〜へ」構文とかいう「ti A i B」が「AからBへ」という意味の構文が語源。
hoiは6代ミリ語の否定の意味のho+iが語源。
んで、最近受動態について考えていて、「ミリ語的な考えだと、受動態にban(〜によって)を使うのおかしくね?」
となり、tisを受動態の動作主を表す意味も含めて追加してしまいました。
○なにが違うねん。
tisは「iに収束する始まり」
hoiは「iに対照的な始まり」を示す。
つまりは

tisは「ここから出てあっちに行くよぉ」で

hoiは「ここに来たやつはあっちから来たよぉ」的なニュアンスの違いなんです。(自分でも何言ってるかわからない。)

んでミリ人的には受動態の動作主の動作が被動作主に収束すると考えるらしい。だから受動態の動作主をtisで表す。
一方、「あっちからこっち」とか「春日井から垂井へ」みたいなのはミリ人的には「目的地とそれに対照的な出発地点」ととらえられるらしく、hoiが好まれる。順序は「hoi 始点 i 終点」「i 終点 hoi 始点」のどっちでもいいんだけど、どっちの方がとらえやすいか、シチュエーションの違いで使い分けるのかも。自分のいる地点が始点だったり、よく知られてるところが始点だったりする場合は「hoi i」の順番の方が認知しやすいだろうし、終点の方がよく知られていれば「i hoi」の順番の方がいいかも。でも日本人的には「hoi i」の方がわかりやすい。母語的に。
iを伴わない文なら、どっち使っても意味変わんないけど、hoi使う方が多い。