8 代
言語つくってるぽい
126 :luni ◆CcpqMQdg0A :2011/08/20(土) 10:23:21.49 0
>>125
でもほぼ、文脈で読みとれているよね。


さて、やってみないとぱっと思いついたニーズに合わせてもうまくいかないこと、
既存のダメダメと思われる国際補助語が案外うまく作られていると言うことも
自覚できないし、ここでまたグモソ語的な人工言語を作ってみるのもいい勉強かもね。
某党に政権をとらせないと、前の与党が以外とうまくやってたことが自覚できない
のと同じようなものだよ。

今回のコンセプトはグモソ語の先顧主義(最初に言ったもの勝ち)じゃなくて、
後から言ったものによってどんどん更新可能なものとすると言う方が自然だね。
使って見て、不具合があったら、修正するのはプログラムの常識だよ。

あと、今回は無理に一本に統一する必要はなくて、関係詞のない言語がいいと言う人はSOVでいいし、
助詞が多いのや構造がすっきり見えないのが嫌と言う人はSVOで、
風情を好む人はVSOやOVSもありで、同一語族の別言語に分化してもいいんじゃないかな。
どうせ、人工言語に興味を持つ人はエゴが強くて人に合わせられない人が多いんだから、
各々の好みに合わせて、複数の音声体系・文字体系・語彙・文法・語法・文化のサンプル

の中でチェリーピッキングするというのが現実的じゃないかな。

語彙に関しても、後の人が語形が気に入らなければ、別のものを作ってもいいし、
同音意義語上等仕様で、どの語形を選択するかも個々人の好みでいいんじゃないかな。

音の数や文字なんかも人によって、差異がある方が自然だろうね。

つまりは人工言語というよりピジン言語づくりなんだけど。
ここから始まる。
138 :luni ◆CcpqMQdg0A :2011/08/20(土) 19:34:46.52 0
さて、昨今ではグモソ語が作られた2004年当時と違って、人工言語作りのノウハウとか、
手順を知るための環境は大幅に改善されているのです。
ttp://constructed-language.org/create/

まとめるとこういう手順らしいよ。

1:作りたい言語の型を決める  [国際補助語/工学言語/芸術言語/暗号用]
2:音、文字、文法など、言語の骨組みを作る
 音→文字→文法の順番で作成
3:最低限の語彙を作る
4:例文を作って単語も増やす
5:辞書を作る
6:単語の語法を決める
7:用例を充実させる
8:翻訳しよう
9:一次創作をしよう
10:非言語を作ろう
11:できれば言語と並行して文化と風土も設定を細かくしていこう

とりあえず、型は国際補助語に使える程度に癖が少ない架空言語あたりが無難だね。
文明レベルは21世紀初頭ぐらいで2ちゃんそっくりな電子掲示板がある世界という設定で。
語派によっては、工学言語よりで、分類法っぽいものも整備されていると言う感じかな。
英語とプログラミング言語は同じような英単語を使うけど文法は別モノだよ。

139 :名無し象は鼻がウナギだ!:2011/08/20(土) 20:17:54.54 0
音素きめよーぜ音素。母音はaeiouでいいから子音きめよーぜ。

140 :名無し象は鼻がウナギだ!:2011/08/20(土) 20:26:23.98 0
子音はトキポナが見本を作ってくれたから、考える要素なんて有るのか?

144 :luni ◆CcpqMQdg0A :2011/08/20(土) 21:24:51.30 0
とりあえず、世界で最小となると母音2, 子音6だね。

子音で高確率であるものは無声破裂音, p, t, kと

鼻音n, m, そして何らかのラに聞こえる音 lの6つ、
母音では、aとシュワーのみって言うところもあるらしいね。

ただ、音素が少ない言語は学習しやすそうなイメージがあるけど、
無駄に語が長くなってモールス信号や手旗信号なみに分かりにくくなるよ。

逆に音が多すぎても、日本人には発音困難だったり聞き取れなかったりするのです。
アーヴ語の母音数が11とか、ANSIコードで表記できないし、
文明レベルが21世紀初頭並みで入力環境も地球と同じ異世界を想定するとなると、
母音5, 子音20前後が妥当だろうね。

子音は大体日本語と同じで、仮名表記で弁別可能な範囲内で作るのが楽かな。

146 :luni ◆CcpqMQdg0A :2011/08/20(土) 21:30:01.31 0
破裂音 p /p/ b /b/ t /t/ d /d/ ch /tS/ ts /ts/ k /k/ g /g/
鼻音  m /m/ n /n/
摩擦音 f /p\/ v /B/ s /s/ z /z/ sh /S/ j /dS/ h /h/
はじき音 r /4/
接近音 w /B_o/ y /j/

これで20個。
/tS/はチャ行、/ts/はツァ行、/p\/はファ行
/B/はババァの二個目のバに出てくる音だから、日本語じゃ弁別性ないし、
どうしようかと思ったけど、ヴァ音っぽくて仮名でも表記できるから入れたよ。
/S/はシャ行で、/dS/はジャ行、/4/はラ行、/B_o/はワ行、/j/はヤ行だよ

グモソ語もトラブ語もそうだけど、日本人が無難に発音できて聞き取れそうな音を
無意識に選ぶとだいたいこの20個を使おうということになるよ。

アクセントとか、イントネーションとかおいといて、声調も中国語未経験者が多いだろうしなしかな。

音韻構造は基本的にCVの繰り返しという日本語っぽい作りだけど、
関東人は「です、ます」はdes, masだし、「タクシー」はtakSiiだから、
たまにはCVC音節OKと言うことでいいと思うよ。
152 :名無し象は鼻がウナギだ!:2011/08/21(日) 00:03:47.02 0
て言うか、とりあえず単純に

かな表記
で作ればいいような
→146,152的に、256進の表は仮名で書いて有馬温泉。
仮名で書きましたです。

165 :luni ◆CcpqMQdg0A :2011/08/21(日) 21:11:19.86 0
とりあえず、まとめ。

型:架空言語 21世紀初頭レベルの文明で、2ちゃんねるみたいなものがある世界
  国際補助語にも使える程度に癖は少なめ

音声:5母音 20子音


破裂音 p /p/ b /b/ t /t/ d /d/ ch /tS/ ts /ts/ k /k/ g /g/
鼻音  m /m/ n /n/
摩擦音 f /p\/ v /B/ s /s/ z /z/ sh /S/ j /dS/ h /h/
はじき音 r /4/
接近音 w /B_o/ y /j/

ただし、ch /tS/ ts /ts/ f /p\/ v /B/ sh /S/ j /dS/は

古くは異音や拗音扱いされていたため、基本語レベルでは出てこないという設定。
これらの音が使われるのはだいたい近代的な概念に限られる。

167 :luni ◆CcpqMQdg0A :2011/08/21(日) 21:13:40.59 0
1:作りたい言語の型を決める  [国際補助語/工学言語/芸術言語/暗号用]  ※済
2:音、文字、文法など、言語の骨組みを作る ← now
 音→文字→文法の順番で作成
3:最低限の語彙を作る
4:例文を作って単語も増やす
5:辞書を作る
6:単語の語法を決める
7:用例を充実させる
8:翻訳しよう
9:一次創作をしよう
10:非言語を作ろう
11:できれば言語と並行して文化と風土も設定を細かくしていこう

次は文字だね。
仮名文字という手もあるけど、新しく来た人はあんまり事情を知らないで

どんどん投稿するのが常だから、アルファベット表記にしたほうが汎用性は高そうだね。
アルファベット表記の利点


(ここで、ルニさんによる文字の解説がありました。)


405 :luni ◆CcpqMQdg0A :2011/08/26(金) 19:23:00.38 0
ええと、確か作ってみないと人工言語よりも自然言語の方が無難だと分からないから、
勉強のために人工言語を作ろうと言う話の途中で、今は文字をどれにしようかという話だったね。

表語文字  漢字など 来 了 之
└→表「表音節文字  仮名など キ タ コ レ

     | 表「└→アブジャド  フェニキア文字、アラム文字など KTKR
   音│  │  ├→ 不完全なアブジャド ヘブライ文字、アラビア文字など KTKR
    │ 音|   |                                    i ao e
    │   |   |                             e
   文| 素l  ├→アブギダ  デーヴァナーガリーなど  iKTKoR
    │ 文|   |   └→(結合音節文字) ハングル [ki] [ta] [ko] [re]
   字L 字L  └→アルファベット ラテン文字・キリル文字など KITAKORE

とりあえず、仮名で表せるような単純な音節しか使わない予定だけど、
今後柔軟に、需要に合わせて改定できるようにするためにはアルファベットが妥当かな。
歴史の順番でいえば、最初に表語文字を作って、表音節文字を作って、
アブジャドを作って、アルファベットを作るという一連の手順を踏むことで、架空言語としては

自然な感じに仕上がるのです。
ちなみにアルカの文字hacmはあっちの世界でも人工文字という設定だよ。
不完全アブジャド、アブギダ、結合音節文字は、テングワールとか、グモソ語の文字とか、
いろいろダブった感じになるからとりあえずパスかな。
こっちの方は言語の仕様がその文字向きになった時に使えばいいかな。

424 :名無し象は鼻がウナギだ!:2011/08/26(金) 20:29:55.19 0
>勉強のために人工言語を作ろうと言う話の途中で、今は文字をどれにしようかという話だったね。
取り合えず8bitの数字作ってよ。
ニ桁あればコード化されてる文字ならなんでも書けるでしょ。
428 :名無し象は鼻がウナギだ!:2011/08/26(金) 21:08:31.56 0
256個の文字を区別するより、16文字×16文字で接合文字にした方が良いと思う。
429 :luni ◆CcpqMQdg0A :2011/08/26(金) 21:09:07.73 0
数字 10
小文字ラテン文字 26
大文字ラテン文字 26
ひらがな 84
カタカナ 84
漢数字 10種

甲乙丙低 10種

干支 12種

合計262文字。この中から適当に6文字省けばいいよ。
「ぁ、ぃ、ぅ」とか小さい文字を入れるのが嫌ならば、
好みによっては二十八宿も入れればいいんじゃないかな。

そんなに字形を覚えるのも面倒だし、0〜fを2つ組み合わせる従来の方法の方が
人間の脳に優しいと思うよ。
430 :名無し象は鼻がウナギだ!:2011/08/26(金) 21:12:36.64 0
横書きなら、接合文字を上と下に分けて、
(上の表す数字)×16+(下の表す数字)とすれば、行けそう。

16文字だから、アルカの夕月体とか、一角でかける文字を横長になるように、
倒したり潰したりして、数字を割り当てて……

とすれば、できないこともないかも
459 :名無し象は鼻がウナギだ!:2011/08/27(土) 06:10:19.06 0
とりあえず、
上子音字を、
0 ,1 ,2  ,3 ,4 ,5 ,6 ,7 ,8 ,9 ,A ,B ,C ,D ,E ,F
ア,カ,カ゜,ガ,サ,ザ,タ,ダ,ナ,ハ,バ,パ,マ,ラ,ワ,記号用 と置いて、
下母音字を
a,i,u,e,o,ya,yi,yu,yu,yo,促音a,促i,促u,促e,促o,母音無

0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,「,」,、,。,!,?(記号用)
と置けば、文字はできた。>>453->>458案のまとめと。

00 64 FC 14 33 8F 34 84 80 c0 03 04 11 c3 09 02 53 FD
(あと、この言語の名前決めようぜ。 と日本語で書いてある)
462 :Helte Mokos ◆bvmIKJ7aiU :2011/08/27(土) 09:09:18.34 0
Helteが256進>>459案まとめてきますた。
http://miriau.web.fc2.com/256c.html

接合文字の、子音字、母音字は夕月体やハングル等の楽に書けて、既に広まってる文字を踏襲した方がいいと。

487 :luni ◆CcpqMQdg0A :2011/08/27(土) 16:13:03.68 0
1:作りたい言語の型を決める  [国際補助語/工学言語/芸術言語/暗号用]
2:音、文字、文法など、言語の骨組みを作る
 音→文字→文法の順番で作成
3:最低限の語彙を作る  ← now
4:例文を作って単語も増やす
5:辞書を作る
6:単語の語法を決める
7:用例を充実させる
8:翻訳しよう
9:一次創作をしよう
10:非言語を作ろう
11:できれば言語と並行して文化と風土も設定を細かくしていこう

ええと、もう語彙のところだね。
まず用語の解説から
アプリオリ言語、先験語=既存言語から語彙を借用していないオリジナル語彙構成の言語
アポステリオリ言語、後験語=既存言語から語彙を借用している言語

ええと、作る手間を考えると、アポステリオリの方がいいんじゃないかな。
心が折れるよ。

488 :luni ◆CcpqMQdg0A :2011/08/27(土) 16:36:38.81 0
国際補助語という目的だけで区切って考えれば、
人工言語の語彙構成は、アプリオリ言語からアポステリオリ言語にシフトしているのです。

17世紀ごろは、展開分類法的なもの、タグ分類法的なもの、
音声情報が入ってないピクトグラムの流派など、既存の語彙に依存しないで、
全部いちいち考えて作ると言うのが主流だったよ。
ザメンホフも人工言語作りの初期はこんな感じだったね。
ただ、この語彙構成は作るのにアポステリオリ言語の

何十倍もの手間がかかるのはもちろんのこと、
作者やほかの人も普段聞き慣れていない言葉だから意味を覚えられなかったり、
忘れたりしやすいという弊害があるよ。
作中世界のリアリティーを追及する架空言語とか、本当に共通の言語がないから、
それを使っても英語を使っても覚えやすさに大差がないという場合を除いてお勧めできないよ。

あと、アプリオリとアポステリオリの中間的な語彙構成としては、
1879年、ヨハン・シュライヤーが発表したヴォラピュクの語彙構成があるよ。
英語から語彙をパクったらしいけど、ヴォラピュクの音韻とか文法の法則に合わせて造語すると

worldがvolaになって、speakがp?kになって原形をとどめてないのです。
当時は、19世紀の人工言語ブームの最中だからかなり受けたんだけど、
欧州の言語圏の人にとってもちょっと分かりにくかったから、より原形をとどめている
エスペラントがルドヴィコ・ザメンホフによって1887年に発表されると、
そっちの方が楽だからという理由で転向者続出で廃れたよ。

その後、そんなに受けてはいないんだけど、エスペラント以上の語彙が元の言語の原形をとどめていて、
語彙選択をフランス語などのロマンス語に限定し、不規則活用まで実装している
インターリングアなども出ているよ。

そして、現在の国際補助語は自然言語である英語なんだけど、
結局、大衆受けを狙うと普段現実に使う言葉がベストと言うことだね。
でも、あまりにもそれだと、架空言語としては風情がないかもね。
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今ここ